歴史を色々考えるネタ雑録ブログ

戦前・戦中当時の記述を読む事によって、歴史に対して新たな認識を得られるのではないか?、と思うんですけどね。

カテゴリ: 歴史優先

 これは、国際法の書「万国海律全書」を経とし、黒田清隆(1840~1900)の義侠と榎本武揚(1836~1908)の豪胆を緯とした、両英雄の歴史的物語である。 どちらが上手であろうか?  黑田淸隆と榎本武揚  五稜郭の運命は、日に日に迫った。榎本釜次郎( 榎本武揚 )は ...

 「食道楽 夏の巻」村井弦斎(1863~1927)著(本名 村井寛)  明治のベストセラーである。 食道楽 夏の巻の表紙 夏の巻の奥付  明治36年10月10日印刷、10月13日発行で、値段は80銭か。( ̄∇ ̄*)ゞ  明治36年は1903年だが、この当時の80銭の価値は此れ如何に!?ヽ( ̄ ...

 この昭和2年(1927年)に発行された「明治大帝」には、多くの戦前の広告が載っているので、その中で興味を引かれた部分を紹介するよ。広告は、その時代の歴史を反映するものだからね。  詳しくは以下の画像を見てほしいんだけど、特に新聞の広告なんかは断定口調なんだよ ...

 この「明治美談」の中で、現在でも同じく美談として取り上げられるのが、この「クラーク博士」(1826~1886)、日本の歴史に大きな影響を与えた人物の物語だね。  これは、大日本雄弁会講談社( 現在の講談社 )から昭和2年( 1927年 )に出版された、「明治大帝 付 明治美談」に ...

 田健治郎(1855~1930)枢密顧問のお話だが、この本文の興味深さは中盤の「オーストリア」に有る。(* ̄∇ ̄)ノ  「オーストリア」と「オーストリー」、これは歴史上の表現の違いであるからね。    雨は龍顏を傳うて( 雨は龍顔を伝うて )          樞密顧 ...

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