さて、「明治大帝」本編で思出話を語る謹述者の方々をご紹介。もちろん、歴史に名を残した人物ばかりだ。
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1 高橋是清 2 後藤新平 3 金子堅太郎
4 石黒忠悳 5 田健治郎 6 一戸兵衛
7 本郷房太郎 8 有馬良橘 9 山梨半造
10 徳川家達 11 田中光顕 12 大島建一
13 曾我祐準
14 川島令次郎 15 長崎省吾 16 長岡外史
17 松村龍雄 18 三上参次 19 井上通泰
20 正木直彦 21 吉田要作 22 小笠原長生
23 日根野要吉郎 24 新山荘輔 25 日野西資博
26 斎藤孝至
27 三室戸敬光 28 上田兵吉 29 壬生基義
30 阪正臣 31 坊城俊良 32 藪篤麿
33 岡崎泰光 34 栗原広太 35 慈光寺仲敏
36 澤宣元 37 千葉胤明 38 石山基陽
39 ウィリアム・エリオット・グリフィス
William Elliot Griffis
1 二位局 柳原愛子 2 元典侍 高倉寿子
3 元典侍 千種任子 4 元典侍 園祥子
5 元典侍 小倉文子 6 元掌侍 藪嘉根子
7 元掌侍 吉田鈺子 8 掌侍取扱 樹下範子
9 元命婦 西西子 10 元命婦 生源寺伊佐雄
11 元命婦 平田三枝 12 元命婦 樹下定江
13 元学習院女学部長 下田歌子
実に錚々たる御歴々じゃないか!!Σ( ̄ロ ̄lll)
明治天皇について調べるんなら、役に立つ資料だと思うんだけどね。(´・ω・`)?
更に、時の内閣総理大臣 田中義一(1864~1929)男爵の序文もあるぞ。( ̄∇ ̄*)ゞ
序
天に白日あり、炳として八絋を照らし、世に聖君あり、赫として千紀に光あり、畏くも我が
明治天皇を稽へ奉るに、聖君中の聖君として瞻仰し奉るべきこと、猶宇宙の光輝、獨り天の白日を仰ぐがごとしとすべきか。
世界の局面に上つて、歐米列强の伍班に入り、我が日本をして、夙に東方の和平を鎭護するの使命を荷ひ、久しく九鼎大呂よりも重からしむるを致さしめられしは、洵に 天皇の御丕德御稜威の然らしめし所にあらずや、宜なるかな、中外期せずして、推尊するに 大帝の稱呼を以てすることや。
予や少壯にして 天皇の朝に仕え、歐洲に遊學して、彼の地列强正に虎踞龍蟠、互に覇を爭ひ、雄を競ふの秋に會ひ、夙に彼の邦史家の仰いで以て大帝と爲す所の帝王を記せる諸史傳を讀み、其の帝者の德を以て立たず、寧ろ治者の力を以て主となすを觀、窃かに慊焉たらざるもの多かりしに、後、恩寵に浴すること愈深く、宵衣旰食の餘、日常供御の間、御一擧手、御一投足の際にも、御盛德の自ら發露するもの、一として民を愛し世を思はせたまふ人君の龜鑑を示させらるるにあらざるなきを拜聞する毎に、欽仰景瞻益深きを加へたり。
天に彼の白日あるが如く、世に此の 聖君在ますあり。獨り其の光をして廣く八絋を照らさしむべきのみならず、又實に永く千紀に仰ぐ所あらしむべきなり。是を以て平生この御半面の光輝を仰ぐに便せしむるの道具はらざるを憾みとすること、亦夙に深し。
今親しく 天皇の側近奉仕者たりし耆宿貴紳に就き、その謹述せられし所を次第し、之を刊行して、遍く世のこの御半面を拜瞻し奉るの一助たらしめむことを期せらるるあり、眞に年來の憾みとする所を償うて餘あるを覺えしむ。
冀くは此の一書「明治大帝」の編纂せられし本來の旨趣に攷へ、世の讀者均しく心を潜め、深く莊敬の誠を致し、以て 天皇の御盛德、自ら日常の間に發露するもの多きを翫味し奉り、内に省みて苟も人に長たる者の修養に資し、幸に邦家のため、民人のために淬礪努力するの一大警策たらしめられむことを。聊か希望する所を一言し、以て序言に充つ。
昭和二年七月
内閣總理大臣兼外務大臣陸軍大將男爵
田中義一 謹識
一部の漢字は原文と違います。
これが、時代の違いだよ。Σ(-∀-;)
現代の政治家も、これぐらいの歴史が掛かった表現を使ってみたらどうだろうか?(ーー;)
そうすれば、少しは中身が有るように見えるだろうからな。ヽ(・∀・)ノ
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