今回は原敬(1856~1921)氏のお話だが、何れ程の人物であっても、全てが後の世の歴史になる訳ではない様だ。  誠忠無二の原敬  關西( 関西 )旅行に出掛ける原敬氏が、玄關( 玄関 )で靴をはいてゐると、送りに出た奥様が、 『京都の御土產には、いもとごばう( ...